はじめに
ひみつのアッコちゃんを実写の映画になんて。と正直バカにしていたのですが、意外と楽しく見れました。
完全オリジナルストーリー、という事でダメな時には、徹底的にダメなパターンなのですが、良い意味でファンタジー過ぎない作りで大人でも物語として普通に見れます。
綾瀬はるかさんがガツガツとおとぼけ演技でひっぱるのかと思ってたのですが、子役の吉田里琴さんと半々くらいでアッコちゃんを演じています。
どちらかと言うと、吉田里琴さんのほうがメインな話しだと思うのですが、パッケージの印象から綾瀬はるかさんメインだと思ってしまっていました。
ストーリー
10才の加賀見あつ子(吉田里琴さん)は、大切にしていた鏡を割ってしまう。鏡のお墓を立てて悲しんでいたところ、鏡の妖精(香川照之さん)が現れて、魔法の鏡をくれる。
怪しみながらも試してみると、大人になった自分に変身した。
ある日、友達と遊びにいった遊園地で、大人に変身したアッコは、化粧品会社に勤める早瀬尚人(岡田将生さん)と出会う。
後日、百貨店で化粧品を物色しながら赤裸々な意見を言うアッコを見かけた早瀬は、化粧品会社のアルバイトとしてアッコを誘う。
化粧品会社は、経営立て直しのため、品質や新商品開発よりも、怪しい会社との業務提携を進めていた。
早瀬とアッコは、本当に良い化粧品を作ろうと奮闘する。
みどころ
綾瀬はるかさんが好きな人であれば、いろいろなコスプレが見れます。また、会社員であれば会社にとって本当に必要なものとは?
と言う観点でも見れるかもしれません。
意外とバカにしてしまいがちですが、顧客の辛辣な意見と言うのは、作り手側に回った瞬間、わかっていた事なのにわからないふりをしているうちに本当にわからなくなる、と言う事はあるものです。
最後に
あくまでも、エンターテイメントとして、秋の夜長の時間を楽しく過ごすための映画、だと思いますので、そこに深い意味などはありません。でも、アッコちゃん??とちょっとバカにしていると、意外と面白いですよ。
以上です。