介護の現場で、人生の終わりに立ち会ってきた著者の体験記。
おそらく、そんなに目新しいことは言っていないと思います。
なのですが、常に自分が人生を終える時を想像しながら生きていける人は非常に少ないのではないでしょうか。
ジョブズさんも言っているように、「今日死んでしまうとして、それは本当に今日やりたいことか?」という問いかけに似た、本書の言葉。
こういった本が「しみったれた」本から「ためになる」本に変わるのは、やっぱりいままで生きてきた時間よりもきっとこれから生きる時間のほうが短い年齢になったからなんでしょうか。
ささっと読めますので、インデックスだけ見て気になる章だけ読んでも良いとおもいます。
以上です。