photo credit: paul bica via photopin cc
はじめに
最近、炭酸水を好んで飲む女子が増えているようです。100円以下の比較的安価な炭酸水が出た事と、「ちょっとオシャレ」だからと言うのがその理由だそうで。
ヨーロッパを旅行したことがあるかたなら経験があると思いますが、ヨーロッパではただの水を飲むほうが難しく、基本的に炭酸水が出てくるんですよね。
個人的には、ヨーロッパで飲んだ炭酸水は、硬く、とてもご飯食べる時には飲めたものではないと感じてしまったので、何故そんなものを好んで飲むのか全くわからないのです。
でも今思えば、コンビニに「水が売っている!」と不思議に思った当初も、水を買って飲んでいるのが「ちょっとオシャレ」だと思ったものです。
いつから水道水を飲まなくなったか
僕があまり、水道水を飲まなくなったのは、平成に入って高校生くらいになってからかな?と記憶しています。でも、まぁ、部活の後などガブガブ飲んでいたようにも思うので、そう言えば最近の子供たちは、部活の後とかどうしているのでしょう?
東京水道局の調査によれば、平成16年に実施した調査で、5年から10年前くらいから飲まなくなったと言う回答が一番多いようです。
平成17年度第1回水道モニターアンケート
やはり、平成に入ってから徐々に水道水飲まなくなってきたのでしょうね。
それまでは、水道水を飲む意外の選択肢が基本的になかったので。
なんとなくが一番強い
子供ながらに、水道水を飲まなくなったのは、水を買って飲んでいるのが、「ちょっとオシャレ」だと思ったのと、「なんとなく」水道水を直接飲むのは、身体に悪いらしいと言う噂だったように記憶しています。なんとも、曖昧な理由。
だけど、それが今は、水道水は直接飲まなくなっている。
良く良く考えると、とても怖いですね。
僕個人は、そんなに明確に水道水を直接飲んではいけない理由を知らない。
なのに、飲んでいない。
ないとは思いますけど、真水は健康に悪いみたいな風評が何人かの教授あたりが発表でもしたら、日本でも真水を飲む文化がほとんどなくなってしまう事だってなくはないかもしれないのですよね。
若い頃は、真水を飲んでいたんだよ、えっ!気持ち悪い!みたいな。
塩素に頼り過ぎた水
「日本の水道水 - アトピーと水」と言うサイトによれば、戦後欧米の指導の下、水道水に大量に塩素を投下した事によって、アトピーが増えたのではないか?との事です。
日本の水道水 - アトピーと水
欧米が悪く、日本が良いと言う事ではないのでしょうが、「真水は物理的に飲めない」から、代替手段として炭酸水を飲んでいるという状態を見て、「ちょっとオシャレ」と言うのはちょっと違うかな?と思います。
とか言って自分も子供の頃、水を買うなんてカッコイイ!と言っていたのですけど。
最後に
子供を持つ親として、本当は、細かい事気にせず、キレイな川の水を子供と一緒にガブガブ飲みたいと思うのですが、最近は、これって飲んで大丈夫?なんて事を必ず考えてしまいます。真水が大好きなので、炭酸水もいいですけど、美味しい真水が安心して飲めるようになるといいな、と思います。
以上です。