はじめに
あまちゃん観ているでしょうか。恥ずかしながら最近まで僕は観ていなくて総集編でやっと追いつきました。
そんなわけで能年玲奈ちゃんと言えばカルピスのCMの女の子としてしか認識していませんでした。
正直あまちゃん観るまではそれほど魅力的な女の子とは認識出来ていなかったのですが、可愛いですね、能年玲奈ちゃん。
はっきり言ってあまちゃんよりもさらに可愛さが際立つ作品になっている「カラスの親指」のご紹介です。
ストーリー
阿部寛さん演じる「武さん」は、詐欺師だった。過去に友達の保証人になって多額の借金を抱えて、取り立て屋の手先になって、自分と同じように借金で苦しむ母子家庭の母親を自殺に追い込んでしまっていた。
自殺を知った「武さん」は取り立て屋の隠し口座のリストを盗み、警察に届け出ると取り立て屋は警察に捕まった。
その報復に「武さん」の家は放火され、妻と娘は死んでしまった。
その経験から独り身になった「武さん」は、まともな仕事につかずに、詐欺師になって、取り立て屋の報復を恐れながら逃げ回る生活をしていた。
そこに自殺をしようとしていた村上ショージさん演じる「てつさん」が弟子入り兼居候のような形で一緒に行動するようになる。
ある日、「武さん」と「てつさん」は一仕事終えたあとに羽振りの良さそうな男を見つけてもう一仕事する事にする。
その男にぶつかってしまい、アイスを背広につけて背広を拭いている間に見事な手際で財布をすったのが、能年玲奈ちゃん演じる「まひろ」。
しかしすぐに背広の男に見つかってしまい追いかけられる。
そこで武さんとてつさんは、まひろを助けるために一肌脱いぐ。
まひろが家を追い出される事を知った武さんとてつさんは、自分たちの家にくれば良いと誘い、まひろは後日、姉の石原さとみさん演じる「やひろ」とその彼氏、「貫太郎」と共に武さんとてつさんの家に訪れ、奇妙な共同生活がはじまる。
実は、武さんが昔自殺に追いやってしまった家族の娘がまひろとやひろだった。
再び、はじまった取り立て屋の報復に、5人はダマシを武器に反撃を始める。
見どころ
バッケージを見ると女性の主役は、石原さとみさんのように見えますが、間違いなく能年玲奈ちゃんが女性の主役です。その魅力がビシビシときます。
能年玲奈ちゃんの魅力もさることながら、さすがに阿部寛さんの演技が今回も素晴らしい。
頭丸坊主姿も妙に似合います。
詐欺師の話ですが、全体としては家族のドラマを扱ったテーマで誰でも普通で平和なすぐ横に不幸になる可能性があり、子供を持つ身としては、本当に怖い。
でも、最後の村上ショージさんの言葉、人は人を信頼して生きていかなければいけない、と言うのが妙に響きました。
最後に
能年玲奈ちゃんは昔の宮崎あおいちゃんのような魅力がありますね。これからも良い映画に出てくれるととても楽しみです。
以上です。