はじめに
久しぶりにまともな時間に家に帰れたので、撮りためていたビデオを見ました。その中で、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で、本田圭佑さんの特集をやっていて、なんだかとっても感動したのでご紹介します。
動画
どうやら、NHKさんから著作権侵害で削除されてしまうことがあるようですが、2013/7/4現在まだ以下の動画は再生ができました。こういういろいろな方に勇気や希望を与えられるようなコンテンツは、出来ればネットなどで常に見れるようにできると良いのですが、なかなか難しいのでしょうね。。
素晴らしい番組だからこそ、寛大な心でネットOKとしてくれるとすごく嬉しいのですけれど。
世代という言葉
僕らのように70年生まれの人にとっては、〇〇世代という言葉はそれほど違和感なく受け入れられた言葉です。というかあまり意識していなかった。例えば、リードビットウィンのブーツを履いたり、マサキマツシマもどきの白シャツを着たり、まだ原宿と渋谷の間の小さな店しかなかったころのXLARGを着てみたり。
多かれ少なかれ、ある程度カテゴリにわけられた中で、生きていたように思います。
親からはそんなものに1万円以上もかけるなんて馬鹿じゃないの、と良く言われました。
このような世代を「ポスト団塊ジュニア」世代と言うらしいです。
あまり流行りませんでしたね。
本田圭佑選手の世代だと、「ゆとり世代」と良く言われていた世代か、もう少し下の世代でしょうか。
動画を見ていただければ、どこが「ゆとり世代」なんだ?
と思うほど、ちっともゆとりないですね。
ものすごくハングリー。好きになってしまうほど、世界一のサッカー選手になることに憧れ、求めている。
僕らよりも下の世代の方にとって、〇〇世代ってもう必要ないんじゃないでしょうか。
大人がカテゴリに分けたいだけで、本人たちはゆったりした人もいれば、ハングリーな人もいる。
「多様性」なんて意識しなくても、生まれた時から多様に生きてきた人たちなんじゃないかな、と思いました。
別な角度から見れば
怪我をしてサッカーが出来ない自分にたいして、本田圭佑さんは「チャンスだ」といいます。「みなさんは、おそらく僕を可哀想だとか同情的な感情で見てくれているんだと思うのですが、僕は反対側から自分を見ている」
「もっと練習しろ、もっと強くなれ、と神様がいっている」
関西大学で公演で、若い学生たちに語る時の本田圭佑さんの表情と、それを聞く学生たちの真剣な表情が印象的です。
会社の社長が演説する時にも社員はこんなにキラキラした顔で話を聞いているでしょうか。
いないでしょうね。
ほとんど寝てますし。
真剣に世界一を目指して努力して結果を出している人だからこそ、若い人たちだって真剣に聞こうと思う。
「若い子は〜」とか言っている暇があったら、振り向かせるような大人にならなければ、ですね。
最後に
動画、まだ見ていない人はぜひぜひチェックしてみてください。
本当にサッカーって大変な職業ですよね。
毎年、毎日トラブル対応の徹夜続きみたいな精神状態でやっていないと、すぐに置いていかれそうです。
以上です。