ずっと楽しみにしていて、やっと図書館から貸出の連絡をいただいて読みました。
でも結論から言うと2週間かかっても読みきれませんでした。
父親の影響による、エレクトロニクスへの強い関心、いたずら好きで常にはぐれもの。
15歳で勝手に部品を取り寄せるために、企業を偽装して電話する。
極端な菜食主義、東洋の禅への傾倒。
ウェズニアックとの出会いと、彼が作ったものを売る才覚。
両親へ反抗と、常に自分がどう見られたいかと言うナルシズム。
ゲームメーカーのアタリへの入社。
ホームブリューコンピュータークラグでウェズが開発した、プチコンピュータに感動したジョブズがそれを売ろうと提案。
アップルの誕生。
よくあるスティーブ・ジョブズ本の詳細を細かなところまで描写しています。
とても光が強いぶん、影も強いスティーブ・ジョブズ。
かなりの「嫌なやつ」であることも間違いがなく、その分誰もやったことがないくらいに徹底的にこだわる。
間違いなく、変人で、そして事実として世界を変えてしまった男。
とても良くできている本だとは思うのですが、本当に伝記としての色が強く、細部にわたって細かに描写してくれるのですが、僕はあまりワクワクすることがなく、なんとなく本を開く気になれませんでした。
たぶん、今の気分にもよるのだと思うので、またいつかちゃんと読んでみたいとおもいます。
以上です。