【書評】いじめの直し方

2012年12月29日土曜日

書評

t f B! P L
朝日新聞出版
発売日:2010-03-19



【どんな人向け?】

子供を持つ親や、人間関係があまり得意ではない人に特に読んでほしい。

【どんな本?】

ちょっとネタバレです。
僕らの世代では、「ダメ」だとされたきたことを本書では徹底的に推奨します。
・いじめが起きる環境を変えることといじめが起きる環境から脱出することが重要になる。
・みんなで仲良くするってとても不自然なこと。だから学校は「正しい距離の取り方」を大人のマナーとしてちゃんと教えてやるべき。
・暴力系のいじめは、医者で診断書をもらって、弁護士とともに警察にいくと、暴力犯罪として警察は動かざるを得なくなる。
・コミュニケーション操作系のいじめは、証拠が残りにくい。だから、どんなことをやられたのか、どんなつらいめにあったのかを自分で記録していく必要がある。


僕個人的には、この中でも「逃げること」の重要性をとても考えます。
逃げるな!戦え!というのもすごく大切なこと。だけど、本当にどうにもならない時にはどうにもならない。
これからの時代には、上手に逃げる技術というのも、すごく重要になるのではないでしょうか。


【いつ読むの?】

出来れば、追い込まれてしまう前の準備として読んでもらえればとおもいます。

【読むのにどくらい時間がかかる?】

2時間くらいで読めました。

【どうやって読むの?】

カーリルで検索して図書館で借りることもできます。

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