WWDC2014が6月2日から6月6日(現地時間)で開催されました。
速報やその後の動画などでご覧になった方も多いかと思います。
今年のWWDCは、デベロッパー向けカンファレンスにふさわしく、ハードウェアの発表はありませんでした。一般ユーザーとしては、あれ!?iPhone6は!?iTVは!?と思ってしまいましたが、まぁ、本来そういうカンファレンスではないですものね。。
秋まで待ちですかね。
ハードウェアの発表はなかったものの、また新しい時代になる事を伺わせるソフトウェアの発表がかなりありました。
全てを覚えておくのは大変なので、いつでも思い出せるようにまとめておきます。
簡単まとめ
Mac OS X Yosemite
Macの新しいOSである、OS X Yosemiteが発表されました。- フラットデザイン
- iOSで採用されたフラットデザインがMac OSでも採用されることになりました。
- Handoff
- 例えば、iPhoneで書きかけていたメールをMacに戻って書き直すなど、iOSとMacをシームレスに使える機能が搭載されます。
- Spotlight
- Alfredみたいにボタンショートカットから呼び出し可能で、画面中央に表示されるようになるようです。
- iCloud
- DropBoxみたいになるようです。
- Markup
- Skitchのようにキャプチャを撮った画像に文字や矢印を書き込めるようになるようです。
- Safari
- ツールバーがなくなってウェブページだけの表示に。Javascriptの実行速度が高速化されるようです。
- iCloud経由で大容量のファイル送付が可能に
- iOSの動画録画が可能に
- iOSデバイスをMacに接続することで操作画面をキャプチャすることも可能になるようです。
- 通知センター
- 天気やカレンダーが確認可能に。また自身で表示をカスタマイズすることも可能に。
- 通知センター
- サードパーティが独自のウィジェットを作れるようなり、ウィジェットを通知センターに表示し、直接アプリを操作することも可能になるとのこと。またユーザー自身が通知センターをカスタマイズ可能になりました。
- Health
- 健康・運動系の連携ができるアプリがデフォルトでついてきます。また、開発者向けに健康管理にアクセスできるHealthKitが用意されています。
- TouchID
- サードパーティのアプリから利用が可能になりました。指紋認証を使って決済など他のアプリからも可能です。
- キーボード
- デフォルトのキーボードが便利になる他、サードパーティの、キーボード入力が可能になります。
- 写真 検索、編集が便利になり、iCloud Photo Libraryによる連携を強化するようです。
- また、Time-Lapse(タイムラプス、低速度撮影)モードを搭載し、空を雲が流れていくような撮影も可能になっています。
- ファミリーシェアリング
- 家族を6人まで登録でき、写真やアプリ、決済情報などを共有できるようになります。
- メッセージ
- 「Tap to Talk」と言う、音声録音するUIが用意され、メッセージごとに名前を付けたり、グループチャットが簡単にできるようになっています。
また、現在地の共有も簡単にできるようになるようです。 - shazam連携
- siriにこの曲なに?と聴くと答えてくれるようです。
- ホームキット
- 家電のコントロールができるようになり、Siriとの連携もできるようです。
- ヘルスキット
- モーションアクティビティなどを使って健康管理アプリを作成し、他のアプリや健康診断などの情報とも連携可能になるとのこと。
- Swift
- iOSの開発には、Object-Cで書く必要がありましたが、NSなんちゃらとか他の言語で開発した事がある方には、かなりとっつきにくい言語でした。Swiftでは、JavaScriptくらい簡単な記述で書けるようになるようです。個人的には、変数の宣言とかあまり自動でやられると不安にはなるのですが。
iOS8
新しいiOSが発表されました。SDK
iOS8からコントロール可能なSDKが発表されました。開発言語
開発言語として、Swiftが発表されました。最後に
いかがでしょう?概要だけ書くつもりがこんな長文になってしまったので、今回はこのくらいで。まだまだわからない事だらけですが、これだけでも、また世界が変わる予感がします。どんなアプリが出てどんな世界になるのか楽しみです。
以上です。