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Mac Fan.jpによれば、日本のソフトウェアベンチャー企業のラティス・テクノロジーが3D CADデータを最大100分の1に軽量化する技術「X V L」(eXtensible Virtual world description Language)を開発したそうだ。
そこに目をつけたのがソフトウェアベンチャー企業のラティス・テクノロジーだ。1997年に「3Dデータをネットワーク上のメディアとしたい」という思いから3D CADデータを最大100分の1に軽量化する技術「X V L」(eXtensible Virtual world description Language)を開発。さまざまな3DCADソフトから専用のコンバータソフトを介すことで、3D CADデータをXVL形式に変換できるようにした。「しかし、当初はどのように活用すればいいのかアピールできない状態が長く続いた」と鳥谷氏は回想する。
(via Mac Fan.jp:【ビジネスとApple】超軽量3Dデータが変える日本のものづくり)
記事中にもあるように、実はこの技術、1997年には開発されていたのにも関わらずどう活用すればよいのかわからなかったとのこと。
車一台で10GB
記事中にあるように、3D CADのデータは乗用車1台で10GB程度になるそう。しかし、問題なのは3D CADのデータは容量が桁外れに大きいということだ。「データの精度などにもよりますが、一般的に乗用車1台の3D CADのデータは10GB程度になります」
(via Mac Fan.jp:【ビジネスとApple】超軽量3Dデータが変える日本のものづくり)
そんなに大きなデータなんですね。
iPadなんかじゃなくて、3Dプリンターじゃない?
記事中では、iPadで見れるようにした、とありますがこの技術が本当に活きるのは3Dプリンターの元データとしての売り買いなのではないでしょうか?まだその時期ではなく、勝手な想像ですが。
3Dプリンターが普及すれば、3Dプリンターで作れるものはそのものの価値ではなく設計図が価値になるのだと思います。
ちょうど音楽がCDではなく、音のデータそのものが価値になったように。
その時に流通するデータがGBクラスであると気軽にはやりとり出来ない。
大きくても数MBである必要があります。
その時に、この技術が採用されればかなりの利益をあげられると思うのですがいかがでしょう。
日本企業の技術が使い方がわからないせいで利益をあげられず海外企業の下請けになる状況を少しづつでも改善したいものです。
以上です。