はじめに
広末涼子さん、と言えば、僕の中では大学生の頃のアルバイトでコンビニの深夜に読んだ雑誌を思い出します。
まだその頃は、とってもとっても大好きよー、っと歌っていた頃で、なんだかはじめて理解出来ないけど勢いを感じる年下のアイドルと言う存在。
そんな彼女も今となれば、素晴らしい作品に素晴らしい演技で出演する女優さん。
とにかく、広末涼子さん、香川照之さん、堺雅人さん、の三人の素晴らしい演技が醸し出す大人のエンターテイメントです。
ストーリー
裏稼業の山崎(香川照之さん)は、返り血を浴びた腕を洗おうと銭湯に立ち寄る。
一方、売れない役者で借金だらけ、女にもふられて自殺に失敗した桜井(堺雅人さん)は、見つけた銭湯のチケットで銭湯に行く。
桜井が横のおじさんの石鹸を使おうとした時、おじさんが、ばしっ!っと石鹸をはたき落としてするするっと滑った先に山崎が足を乗せた。
思いっきり転んだ山崎は、救急車で運ばれるが銭湯のロッカーの鍵を入れ替えた桜井が山崎の金を使って借金を返済する。
雑誌の編集長で変わり者、水嶋香苗(広末涼子さん)は、父親の死が近く結婚相手を見せるため、
「私は結婚する事になりました。相手はまだいません。」
と職場で宣言する。
記憶をなくした山崎が入院する病院で、父親の面会に来た水嶋香苗は、山崎が所持品を頼りに帰宅する手伝いをする事になった。
几帳面で、ダメダメな生活をしていたらしい過去の自分を変えようと努力する山崎に惹かれていく香苗。
いつ山崎が記憶を戻してしまうか気になって仕方がない桜井の三人が、山崎の取り引き相手の事件に巻き込まれていく。
記憶をなくした山崎(香川照之さん)と香苗(広末涼子さん)のちょっと異色な?恋。
ドタバタな事件がコミカルに展開されていきます。
最後に
昔の日本映画というと、なんだかやたらと暗くて、良くわからない事をぐだぐだ言ってるものが多かったですが、最近はこういったエンターテイメント的な映画も本当に面白く観れるものが増えてきました。
同じく広末涼子さんのバブルへGOもまた、エンターテイメント映画としては非常に良い映画ですしね。
以上です。