【書評】仕事机の上に置いておきたい、絵で考える伝える方法『4日で使える 実践! 超ビジュアルシンキング』

2013年6月19日水曜日

書評

t f B! P L


はじめに


仕事が出来る人、と聞いてどんな人を思い浮かべますか?

僕は、どんな職種であれ、絵で考える人を思い浮かべます。

話し方でも、こちらに絵が浮かぶ話し方をする人と言うのは、すごくわかりやすい。

おそらく、本人の頭の中にも、絵が浮かんでいるのではないか、と思います。

本書は、まさに、絵で考えるための実演をおしえてくれます。

いつも、何かを考える時に何から考えればいいのかわからない、話しが伝わりづらい、パワーポイントの資料作りに時間がかかる、そんなすべての仕事人にオススメ出来る本です。




フレームワーク


筆者曰く、

わたしは25年にわたり世界各地で企業のリーダーのお手伝いをしてアイデアづくりに携わってきた。
その経験を通じてつぎの3つのことを学んだ。

1.新しいアイデアを思いつくには、シンプルな絵を描くことが最強の方法である。
2.アイデアをすばやくふくらませ、吟味するには、シンプルな絵を描くことがいちばんだ。
3.自分のアイデアを誰かに効果的に伝えるには、シンプルな絵を描くのがもっともよい。

との事。

少々大げさかな?と思わなくもないのですが、僕も実務を通して、絵が描ける能力の重要性わひしひしと感じるので、あながち、大げさではないのではないでしょうか。

絵を描くフレームワークは、以下の図で表されます。

20130619220756.jpg
何を言っているか、わかりますか?

右上のところから、目でみる、心の目で見る、手の目でみる。

我々に生まれつき備わっている能力、五感の中で、脳で処理する際に、ニューロンの75%は、視覚からの情報のために使われているらしいです。

そして、脳は、数字を言葉で、示される事が苦手らしい。

だから、見てみよう。と言う事らしい。

次に、右下。

見る、視る、想像する、見せる。
言葉で説明するより、絵で見てもらったほうがわかりやすいかと。

20130619222445.jpg
集めて、吟味して、整理して考えを加えて、見せる。
まさに、企画書ですね。

そして、次に、情報を吟味して整理するツールとして、
なぜ、どのように、いつ、どこ、どれだけの量、誰/なに
が登場します。

特に、この部分が厚めに語られます。

情報をどのように整理するか?
多くの物事は、この部分だけでも能力に差が出て、そして、その後の結果を決定づける事が多いように思います。

おそらく本書の重要箇所で、130ページにも渡る解説と説明がありますので、是非読んでみてください。

きっと新しい発見があると思います。

最後に、想像するためのツール
SQVID

20130619223355.jpg

最後に


うーん、考えがまとまらないー。
と言う時と言うのは、得てして、基本的な事でつまづいている事が多いです。

そう言った時には、本書のような頼れるフレームワークに立ち戻ってみては、いかがでしょう。

問題は、問題がわからないこと。

たいていの物事は、基本に立ち戻る事で解決できます。

以上です。

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