はじめに
2003/5/10 かなりの蒸し暑さと人のすごさで気持ち悪くなりながら、モバイル&スマートフォンEXPOに参加してきました。
なんだか、今年は例年にも増して人が凄かった。
ありとあらゆるブースの前に人だかりが出来ていて、展示している担当の方もまるでセール会場の売り子さんのように大忙し。
お疲れさまです。
スマートフォンシフト
僕も今更?と思うほど、既に当たり前感すら感じますが、99パーセントがスマートフォンを前提にしたサービスや機能の紹介でした。
記憶が正しければ去年の今頃は、まだガラケーサービスはあったはずだったのですが、完全になんでガラケー向けにサービスしなきゃいけないの?
と言う雰囲気。
いやはや。時代が変わるのは本当に最近一年とかからないですね。
テクノロジーの進化よりも関係性の構築
去年までは、
- 音をキックにアプリ連携する
- 画像をキックにアプリ連携する
- 数メートル単位で位置を把握する
など、テクノロジー進化してるなぁ、と言う印象が強かったですが、今年はどちらかと言うと全く新しいテクノロジーが次々に!と言うよりも、テクノロジーを使っていかにユーザーと繋がってビジネスに活かすかと言うほうにシフトしたように思います。
先日ご紹介した『現場のプロがやさしく書いたFacebookマーケティング』でも触れていましたが、本質的には最終的なゴールのためにテクノロジーがあるのであって、テクノロジーのためにゴールがあるわけではない、と言う事でしょうか。
個人的には、何に使えるのかわからないけど、作ってみました、って言うの大好きですけど。
O2Oスマートフォン個人情報
いわゆるO2Oにスマートフォンを活用するサービスも目立ちました。
- オンラインの便利さでいかにオフラインの生活を豊かにしていくか。
- オフラインの流通が売れない時代にいかにオフラインで買ってもらう仕掛けを作るか
- オフラインの飲食の口コミをオンラインにあげさせていかに集客するか
などが中心でしょうか。
また、同時に昔よりも、個人情報は持ちたくないでも関係性を築きたいと言う要望も多いようで、
ほら!これなら個人情報持たなくてもユーザーとコミュニケーションできる!
といったようなサービスも目立ちました。
最後に
例年時間があれば、このEXPOは参加させていただいています。
業界的にこういうのがあるんだろうな、とはある程度予測していくのですが、いい意味でいつも必ずえっ!そこきた?と言う企業さんに会えるので、いつも楽しいです。
企業の中で開発をやっている方や、運用などをやっている方、企画でもあまり外に出ない方など、僕の知る限りあまり積極的にこういったEXPOやフォーラム勉強会に参加するこをしない方も多いかと思います。
一回行ったからと行ってすぐに何かが得られると言うものではないかも知れませんが、ふらっとウィンドウショッピングするくらい軽い気持ちでたまには会社の外で人と話してみるのも楽しいものです。
秋元康さんも言っているように、大事な事は、いつも雑談の中にあります。
以上です。