IRKitというデバイスをご存知でしょうか。
僕は、RSSのニュースなどでちょこちょこ目にはしていたのですが、またホームシェリング的なデバイスが発売されたのかな?くらいにし受け取っていませんでした。
なんと、このデバイス『自分が欲しいリモコンがなければ自分で作れちゃう』という発想で作られているようなのです。
動画
動画を見ていただくと、有る程度システムに関する知識のある方なら、『あぁ!なるほど!』と思っていただけるのではないでしょうか。IRKit preview
iPhoneに足りない赤外線
iPhoneを簡単にリモコンに出来ない理由は、赤外線通信がついていないからが一番大きな理由なのですが、その赤外線通信を家電とiPhoneの『間に置く』という発想はなかった。ずっと、テレビを対象に、iPhoneに装着させるかテレビに付けるかくらいの発想しかなくて、結局邪魔だから誰もやらないよなぁ、と思ってました。
もちろんこのデバイスも邪魔と言えば邪魔なのですが、何もテレビとiPhoneの間だけでなく、エアコンなども操作対象となるため、赤外線が届く範囲ならばどこに置いても良さそう。
ないものは作ると言う発想
テレビのリモコンは、良く揶揄されるように、ユーザーが求める以上の機能をゴテゴテと付けたし続けた結果、今では購入してから除却まで使わないボタンがたくさんあるほど。自分にとって本当に必要なリモコンがないなら作る、と言う発想。
『IRKit』は、アプリの開発が自分で出来ちゃうSDKと、筐体にも使っていないピンは自由に使えるようにしているなどハードソフト共に作り手心をくすぐる仕様になっているようです。
人気があり過ぎて入荷待ち?
現在、入荷待ちのようです。なかなかマニアックなデバイスだと思うのですが、これを使って遊びたい!と思う人が結構いると言う事なんでしょうね。。
昔のラジコンで興奮していた大人にとってはしばらく遊んでしまいそうな一品。
最後に
パッケージングされた商品はそれはそれで便利なのですが、全く逆に基本は作ってあげるからあとはお好きにどうぞ、と言う商品もこれから増えるかもしれません。創り手発想を世の中に広げるためにもこういうコンセプトの商品って良いですね。
以上です。