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はじめに
激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ : 【スマートフォン&タブレット】、他のCE製品を上回ると消費者の購買行動はどうなる?によれば、スマートフォンとタブレットの売上高が民生機器の売上高を2013年についに超える事になりそうとの事です。不勉強で知らなかったのですが、Blu-rayレコーダーなど一般家庭で使われる電子機器を民生機器と言うのですね。
該当記事によれば、
との事。モバイル機器の出荷売上高は、アップルが初代アイフォンを発表した2007年で412億ドルだった。その後6年間で9倍もの成長を果たしとことになる。その他のCE製品の成長は6年間で1%以内と横ばい状態にある。モバイル機器は昨年から今年にかけて31%増、来年には18%増と成長が鈍化しているものの、他のCE製品との差は今後さらに広がるとみられている。
かなり急速に世界が変わっている事がわかる数字です。
ほんの一年前には
2013年10月現在、うちのサイト本当にスマートフォンに対応するべきなの?なんて、事言う人はいないと思いますが、ほんの一年前には、当たり前のように、言っていたのです。
まぁ、スマートフォンが今後来るのはなんとなく納得してるのだけど、地方はまだまだガラケーじゃない?
まずは、ガラケーに対応しようよ。
と。
たった一年で、ガラケーに対応したいと言う人は、聞かなくなりました。
そのくらいのスピードで、世の中は変わる事が当たり前になってしまいましたね。
カラーテレビが出て、リモコンが出て、薄型テレビが出てと言う変化が20年くらいかけて変わっていた時代に生きてきた人間にとって、本当に驚きなのは、電子機器の進化のスピードよりも、むしろ、人間の適応能力のスピードの早さにびっくりしちゃいます。
新幹線での過ごし方は変わった
子供がいて、一緒に乗っている時には、あまり感じないのですが、先日ひとりで新幹線に乗る事があって、その時にMacBook Airでちょっと作業しながらiPhoneで映画を見ていました。10年前なら、当たり前ですが、全く想像出来なかった光景です。
雑誌を買って読むか、小説を読むか。
もしかしたら、デバイス好きな人は、ポータブルDVDなんかを持ち込んで見ていたかもしれません。
ポータブルDVD! 懐かしい。
そんなものありましたね。
一年に一度あるかわからない新幹線にひとりで乗る状況のために、わざわざポータブルDVDを買う気になりませんが、普段使っているiPhoneがそのまま、DVDプレイヤーになるなら、やはり見ます。
暇だし。
ただ、やはり画面は小さいです。
せめて、iPad miniくらいの画面があればなぁ、とは思ってしまいます。
普段、仕事でiPad miniを使っているような方は、きっと最高の映画鑑賞環境がどこでも作れてしまうようになるのでしょうね。
エンターテイメントは変わる?
映画は不調、テレビは見られない、と言う話しを良く聞きます。でも、スマートフォンやタブレットがもっと一般化すると、いつでも手元にエンターテイメントを持って歩けます。
確かに、リアルタイムで映画館に足を運んだり、夜9時にテレビの前にいたりする状況は減るかもしれませんが、人々がエンターテイメントを求めていないのとは違うのでは、と思います。
もっと手軽にエンターテイメントを手に入れる事が出来て、きちんと、製作者にお金が入る仕組みが出来上がれば、今までとは全く違ったエンターテイメントの視聴が一般化してくるかもしれません。
最後に
まだまだ、iPhoneやiPadなど仕事やブログのために使ってばかりで、エンターテイメントなど生活を豊かにするためには、活用出来ていません。人によっては、すでに紙の本よりもタブレットで読む本のほうが多い。と言う方もいらっしゃるかと思います。
キーワードは、軽さとネットワークの快適さと、通信費の安さだと思います。
電子機器の進化もそうですが、人々が自分の生活スタイルをどのくらいのスピードで変化させていくのか、本当に楽しみです。
以上です。